2010. 3. 28

説教題「仕える恵み」 
イザヤ書50:4-7 / マルコによる福音書14:32-42

*「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」(マルコ14:35)。
*「誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い」(マルコ14:38)
主イエスは「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」と教えています(マルコ13:13)。
主イエスは、厳しい苦難に直面しつつ、いつも神の御心を問い、それに従順に、十字架の死に至るまで、従われました。神の御旨に従うことこそ、永遠の命に至る救いである。それが真理であることを示されました。主の言葉を信じていきましょう。


2010. 3. 21

説教題「仕える恵み」 
マルコによる福音書10:32-45 / 哀歌3:19-24

「しかし、わたしにとって有利であったこれらのことを、キリストのゆえに損失と見なすようになったのです。そればかりか、わたしの主キリスト・イエスを知ることのあまりのすばらしさに、今では他の一切を損失とみています。キリストのゆえに、あたしはすべてを失いましたが、それらを塵あくたと見なしています」(フィリピ3:7-8)。 人の上に立って仕えられることを誇りにしてきたパウロは、すべての人の僕となって十字架に死なれたイエス・キリストと出会うことによって、キリストの僕として、神と人に仕える人生へと、その生き方を根本的にかえられたのです。

2010. 3. 14

説教題「いのちに至る道」-「子どもたちがもういない」時代に- 
説教:小見のぞみ教育主事
エレミヤ29:11 / マタイによる福音書2:13-21


<<今日の言葉>> 大村牧師
 主イエスが、「良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、あるものは三十倍、あるものは六十倍、あるものは百倍の実を結ぶのである」と教えられたように、子どもたちも三十倍、六十倍、百倍に成長されました。その姿に感動しています。朝日新聞の天声人語に「愛された記憶が、愛するという資質を耕す。親から子への豊かな申し送りがいま、揺らいでいるようにも思われる」と記されているように、神と人から愛されている真実の愛の経験が何よりも不可欠だと思います。日野原重明先生は「自分の過去をあらためて振り返ってみると、子ども時代に出会ったものが、大人になってからも私を支え続けてきたことが思い出される。今、子どもたちを育てるために何が大切なのかを、子どもにも大人にも伝えなくてはならないと感じています」と述べています。子どもたちは、幼稚園でありのままの存在が受け入れられ、愛されていることを経験しました。その愛と絶対肯定が子どもたちの中で生かされると思います。神の愛が子どもたちの人生の支えになればと祈います。

2010. 3. 7

説教題「受難の予告」 
ヨブ記1:1-12 / マタイによる福音書16:21-28

*「わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ」 (ヨブ1:21、21)。

*「わたしの主キリスト・イエスを知ることのあまりのすばらしさに、今では他の一切を損失とみています」(フィリピ3:8)。

サタンは、新約聖書のように、野獣のような恐ろしい存在ではなく、神の使いと共にいることができます。人の弱みや過ちを暴いて、神に告げ口する。また、人を諦めと絶望に導く。目に見えるこの地上的なものが全てだ、他に頼るものはないと教えに誘導しまう。ヨブは、信仰の与える幸いは、地上の幸い、不幸に逆比例する。否それを超越したこところにある事実を明らかにしています。

CIMG0478.JPGCIMG0477.JPG