2010.12.26

説教題「別の道を通って」 大村 清 牧師
イザヤ書49:7-13 / マタイによる福音書2:1-12

占星術の学者たちが星に導かれ到着したのは、ベツレヘムではなく、エルサレムだったと言います。ベツレヘムは、主イエスの敵、ヘロデ王が力を振るう世界です。思ってもみない場所に導かれたことになります。ヘロデ王は彼らから救い主の誕生を聞き、イエスを殺そうとしました。彼らはとんでもないことをヘロデに伝えたことになります。しかし、そのことが彼らをベツレヘムへ導く契機となったのです。この物語は、人間の考えることと神様の御計画がどんなに違うかということを伝えています。彼らの遠回りは、神様の御計画の中にあったのです。だから、謙遜になって、神様の御旨に聞かなければならないのです。万事を益としてくださる神様を信じて従っていきたいと思います。「人の心には多くの計画がある。しかし、主の御旨のみが実現する」(箴言19:21)と。


2010.12.19

説教題「キリストの誕生」 大村 清 牧師
ルカによる福音書2:8-12

イエス・キリストの降誕をお祝いします。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである」(ヨハネ3:16-17)
わたしたちに注がれている神の愛を共に分かち合いたいと思います。神は共にいてくださるしるしとして御子をお与えになりました。その事実に感謝しながら、礼拝を献げます。


2010.12.12

説教題「主の誕生の告知」 大村 清 牧師
イザヤ書7:10-14 / マタイによる福音書1:18-23

*「信じなければ、あなたがたは確かにされない」(イザヤ7:9)。
*「主なる神に、しるしを求めよ。深く陰府の方に、あるいは高く天の方に」(イザヤ7:10)。

アハズ王は主の御言葉を信じることができませんでした。国難に直面したら、まず主の宮に上るべきなのに、アハズは、籠城の時の飲料水が心配で、水源地を下調べに行き、水源地の確保を第一に考えているのです。イザヤを通して語る「信じなければ、確かにされない」という主の御言葉に耳を傾けないのです。アハズ王の心は頑なです。それゆえにイザヤは「主にしるしを求めよ」と迫っています。主を信じるか、人の力を信じるかの決断を迫ります。アハズ王は「わたしは、主を試みてはならないという教えを大事にし、しるしを求めることはしない」と、もっともらしく答えています。敬虔なように見えて、その実、主の語りかけを拒否する姿勢です。アハズ王はイザヤの反対を押し切って、アッシリアの軍事力を頼り、アッシリアに援助を求めたのです。その結果、シリアとエフライムの侵略は免れましたが、自分が頼ったアッシリアに荒らされるのでした。アドベントこそ、主を信頼することを学ぶ時であります。


2010.12. 5

説教題「先駆者ヨハネ」 大村 清 牧師
マラキ書3:19-24 / ヨハネによる福音書1:19-28

待降節(アドベント)の季節です。神の子イエスさまの到来を待ちましょう。輝く義の太陽である主を待ち望みながら礼拝を献げましょう。

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